いのちの意思
今日はブログを書きたくなって大好きなカフェに来た。
前回の投稿からまた深い流れが出てきていて実はブログに追いきれてない勢い。
magokorotherapy.hatenablog.com
前回大切な人を6年前に自死で亡くしたことと、彼女のドキュメンタリーを作ろうとしている人がいることを書いたけど、関西に住んでいるのかと勝手に思っていたら(実紀ちゃんは関西在住でした)、なんとドキュメンタリーを作ろうとしている方は東京に住んでいるとのことだった。
そして近々お会いしてお話しすることになった。
実紀ちゃんは社会的弱者に寄り添ってどこまでも行って現場で活動する人だったから
私だけでなく彼女も実紀ちゃんに強い憧れを持っていたそうだ。
(私の知っている限りでも、カンボジアの地雷原に行ったり、ウガンダの元子ども兵に会いに行ったり、大阪のホームレスさんへの炊き出しなどにも参加したしていた)
私だけでなくきっと多くの人に実紀ちゃんは影響を与えていた。
今でさえも実紀ちゃんの功績をドキュメンタリーにすれば影響力はあると思う。
実紀ちゃん自身は何不自由がない環境に生まれているのに、
なぜそこまで社会的弱者に寄り添えるのか、
今となっては私はそこを実紀ちゃんに問いかけたい。
最近は実紀ちゃんのことを思い出すことが本当に多くて、
これはもはや実紀ちゃんの意思なのかなと思うほどになってきた。
先日は旅する映画監督うっちーが、カンボジアでの撮影を終えて、
2018年はウガンダで元子ども兵のドキュメンタリーを撮影するとの話を聞いた。
(こちらはカンボジアで撮影された前作の「地雷ときどき僕。」)
tabisuru-eigakantoku.jimdo.com
前作のカンボジアで撮影された映画もかなり良かったけれど、
次作はウガンダでという話を聴いて真っ先に実紀ちゃんのことが思い出された。
しかも元子ども兵のインタビューは彼女が活動していたNPO法人テラルネッサンスの施設であった。
うっちー監督が2週間ウガンダ入りをして撮影してきた予告編の
上映会をするとのことで絶対に見に行きたいと思って上映会に参加してきた。
ドキュメンタリーの内容は私が学生の時にNPO法人テラルネッサンスの鬼丸理事の話を聴いて衝撃的だった内容とほぼ同じだった。
うっちー監督には、「日本から遠いウガンダの子ども兵のお話を日本の若者たちに旅や音楽のイベントを通して知るきっかけを作ってくれているだけでありがたいと思っている」と伝えさせていただいた。
そしてそこに映っているのは実紀ちゃんが見てきたウガンダの光景だった。
上映会の後にロックバンドGREEN WORLDのボーカルTAKAさんのLIVEがあったけど、
TAKAさんの歌を聴きながら涙が止まらなくなってしまった。。。
いのちの大切さを痛いほど感じてしまった。。。
それは子ども兵の痛みと実紀ちゃんの痛み。
その両方から私の心の深くに触れていた。
命がなくなっても、その意思は引き継がれたり、
愛は生きていたりする。
私にとってもその深い体験をさせてくれている。
今は会うことのできない実紀ちゃんだけど、
それはやはり生きているんじゃないかと思う。
こうして実紀ちゃんと私は今でも心の対話をしている。
彼女の生き方、そして死をももって私に語りかけてくる。
あなたと共に平和な世界を生み出すことをこれからも続けていきたいと思うよ。
いのちの大切さを分かち合って生きていきたいと思うよ。
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