闇を愛すること

私は闇を愛しているなと思う。

 

多くの人が恐れているそれを私は愛おしいと思う。

 

もちろん初めからそうだったわけではない。

 

自分自身が真っ暗闇を体験してきて、

その真っ暗闇の中で長い間、自分と向き合って、

その時期があったからこそ今の自分の心のベースがある。

(そこでの経験は長くなるのでまた別の機会に書きます)

 

私は光と闇の総量は同じだと思う。

光が大きな人は体験してきた闇も大きい。

 

闇があるから光がより輝く。

(真っ暗な夜空の星が美しいようにね)

 

だから私は闇や孤独を持った人が大好きだ。

孤独を知ってる人は繋がりの温もりも知る。

 

傷つけば傷つくだけ優しくなれる。

そう感じるとすべての感情が愛おしくなる。

 

私は心は繊細で弱いし傷つきやすいけど、魂は強い。

傷ついても必ず這い上がる強さを持っている。

人は魂を磨くために生まれてきていると本気で思っている。

 

そんな私に最近向き合ってくれた女の子がいた。

「菜生ちゃんの話してることがきれいすぎて本当かどうか不安になる」

と対話してきてくれた。

 

そんなことを言われたのは初めてだけど素直すぎる言葉に嬉しかった。

純粋にそれを伝えれる彼女がすごいと思った。

 

何を持ってきれいなのかはわからないけどその時に出てきたのは、

「私は闇も愛おしいと思うよ」という言葉だった。

 

そして彼女と対話する機会が2日連続あった。

 

2日目は私が休んでいる布団に入ってきてくれて

今日あった感動した出来事をシェアしてくれた。

 

そして「良いことばかりしか起こらない〜」と話してくてた。

でも前日に落ちていたことを知っていたので、

「良いことばかりって決めない方がいいと思うよ」と伝えた。

 

「良いこと悪いことの解釈はその人が決めているけど、

 すべて含めていのちの次元に向かって生きているんだと思う」

 

いのちの次元という言葉は彼女が使っていた言葉で、

私なら愛を進化させるためとか魂を磨くためと表現するけど同じこと。

 

「良いことが起きた時だけ幸せになるんじゃなくて、

良いことも悪いことも含めて磨かれながら生きていることが幸せ。

そう感じれた方が心穏やかに生きれるよ」と伝えさせていただいた。

 

するとその後、彼女からメッセージが届いた。

 

「私も菜生ちゃんみたいに闇を愛せる人になりたいぁって思ったよ。

 ありがとう。闇を愛するってすごく今の私のテーマだって気づいた。」

 

とっても嬉しかった。

 

彼女を通して、また闇を愛している自分を好きになれた。

 

 

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