分離から統合へ「メンタルモデル」のサポート

今コロナなどで社会が大きく変化する転換期を迎えている。

人々の内面も大きく変容する時期。

もっというと地球の分岐点とも言われている。

 

そんな時だからこそ、

一人一人が自分はどう生きるか、

どう在るのか、

内面を見つめ直していくことが大事だと思う。

 

今まで見てこなかった不安や恐れ。

回避してきたもの。

蓋をしてきたもの。

それらが今浮上してきのではないかと思う。

 

でもこれは決して悪いことではない。

それは人生におけるギフトだと思っている。

 

本当の自分に目覚める時がきているから。

あなたの魂からの呼びかけだと思うんだ。

 

 ぜひそこから目を逸らさないであげてほしい。

 

 

自分の内側と向き合っていくにあたり、

私がすごく助けられた本を紹介します。

  

由佐美加子さんと天外伺朗さん共著のメンタルモデルです。

 

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この本はこれまで感覚派の人が

生命の源と繋がって生きようと伝えてきてくれたことを

すごくロジカルに本質的に経営者の人にもわかりやすく伝えてくれています。

 

私も生命の源と繋がる大切さは感じていましたが

それを具体的にどうすればできるのかがわからないでいました。

 

この本は表紙に

「痛みの分離から統合へ向かう人の進化のテクノロジー

と書かれているように、

 

すごくわかりやすくテクノロジーとして伝えてくれています。

 

しかも統合するには思考ではなく感じることが必要だと明確に書いています。

 

この本があったおかげで、私は痛みを避けないで感じることができました。

 

 

この本の著書の由佐美加子さんは、

分離の深層構造には4つのメンタルモデルがあることを発見しています。

 

●「価値なし」モデル(私には価値がない)

●「愛なし」モデル(私は愛されない)

●「ひとりぼっち」モデル(私は所詮ひとりぼっちだ)

●「欠損・欠陥」モデル(私には何かが足りない・欠けている)

 

メンタルモデルは人間が幼少期に体験した痛みを切り離すために

「自分もしくは世界とはこういうものだ」と無意識に決定づけたその人固有の

最も深いところにある信念という捉え方をしています。

 

そして、無自覚にその痛みを避けようと回避行動を繰り返してしまいます。

これが長く続く適合期のパターンになります。

 

この無意識にあったものと向き合い、

分離から統合に向かうテクノロジーを編み出されています。

 

分離から統合に向かうには、

下記のような流れがあることを知り、

私は現在地を見つめて統合に進むことができました。

 

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【適合期】

外の世界に合わせて、自分がどう受け入れられるか、愛されるかが最大の関心です。

社会的に成功を収めることもありますが、不安と恐れに駆動された終わりなき戦いが続いてしまいます。

 

【直面期】

生命の源からの声を無視して、ひたすら外側に同じ行動パターンを繰り返し、

不本意な現実が許容範囲を超えて限界を迎えてしまいます。

健康を害したり、精神的に崩壊したり、破綻するような事象が起きてきます。

 

【自己統合期】

自分の生き方の限界に直面することでずっと外側に向かっていた意識が、

自らの内側に向かい、自分を見つめ直して「内的統合」へ向かうプロセスが始まります。

ここでは痛みを避けないで感じることが変容のためには必要になります。

 

【体現期】

気づきが繰り返されることで「内的統合」が進み、

何かが「ない」と思い込んでいた信念が内側で認知され、

欠けていると感じていた「愛」や「つながり」は自分の内側にあったことに気づきます。

 

【自己表現期】

本来自分がここに生まれて創り出したい世界は何だったのかとミッションに目覚め、

その在り方からその人が日々生きることが周囲の人や世界の進化を促していきます。

 

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このような流れがあることを知り、

安心して痛みを感じることができました。

 

そして、今まで愛や繋がりが「ない」世界で

もがいていたんだと気づき

(私のメンタルモデルは「愛なし」モデルでした)

 

愛や繋がりが「ある」世界で生きようと決め、

自分の内側と向き合い続けることができました。

 

そして本当のいのちの願いを源から感じることができています。

 

本当にこの本には助けられて感謝しています。

 

直面期にこの本が手元にきたことは

本当に魂からのギフトだったと感じていて、

大いなるものからサポートされたんだと感じています。

 

2020年は、多くの方が統合に向かう年になると感じています。

そのために一人一人にそのプロセスとして直面期が訪れてくると思います。

 

どうか必要な方に届きますように。

内なる統合をサポートしてくれますように。

 

祈りを込めてこの文章を書かせていただきました。