命と夢が一つになったまつり
今回の富士夢祭りもものすごくドラマがあった。
そして学びがあった。
嵐が吹く8合目の山小屋で、
私たち元氣堂ツアーのリーダーの洋輔と、
ガイドの厚明さんとの、
命と夢を懸けた本気の対話。
神輿はここまでだと伝えられる。
みんなの夢をあずかってる洋輔、
みんなの命をあずかってる厚明さん。
みんなの夢を山頂に届けたい洋輔と、
全員が生きて下山してほしい厚明さん。
その裏には、
みんなの命を守りたい洋輔と、
みんなの夢を守りたい厚明さんの
想いもあった。
私はこの本気の男同士のぶつかり合いが見れたことが、
今回の富士夢、そして元氣堂ツアーに参加した醍醐味だったと思う。
私個人としては、8合目の山小屋で、命の覚悟をしてることも伝えさせていただいた。
ただ参加者のみんなを危険にさらすことはできない。
それならば元氣堂ツアーから離れても行きたいことを伝えた。
洋輔自身も覚悟を問われているシーンだった。
洋輔は元氣堂ツアーのリーダーとしてみんなの命も預かっている。
富士夢まつりのリーダーとしてみんなの夢も預かっている。
命と夢の本気の葛藤、
無謀と挑戦の境界線、
そして覚悟が問われていた。
*
山小屋スタッフが下山を勧める中、
覚悟をして山頂を目指すと
嵐はおさまり、
8合目から出発した仲間全員が山頂に辿り着き、
山頂でみんなが夢ハンカチを持って輪になり、洋輔のギターでみんなで地球夢祭りを歌った。
厚明さんもその輪の中にいてくれた。
そして、富士夢祭りに参加した全員が無事に下山することができた。
*
私が今、この人生で夢を生きたいと本気で思っているのは、あの時に、
命と夢が一つになったからだと思う。
本気で命も夢も向き合って守った。
だからその二つが一つになった感覚がある。
富士夢祭りに参加して、
一番得たところは、
私にとって、
命と夢は不二であるということ。
(二つで一つ)
身土不二
力愛不二
という言葉に続き、
命夢不二
という言葉が大切になった。
これからの自分に大きな影響を与えられたと感じている。
一緒に登ってくれたたくさんのいのちの存在にありがとうございます。